【ユーザー事例】シナノ産業 日本向け初号機となる5軸MCを導入

日本向け初号機となる5軸マシニングセンターを導入〜
〜「同時5軸加工への取り組みで、前向きに挑戦する空気が芽生えた」


詳細はこちら→ http://onecnc.co.jp/users/n1902.htm

3000以上もの町工場が集積するモノづくりの町 東京都大田区。
シナノ産業株式会社はこの町で平成2年からプラスチック樹脂部品の切削加工に取り組んでいます。

その優れた加工技術には定評があり、2018年には大田区の「優工場」に認定、
さらに2019年には「大田区の工匠 技術・技能継承」や「東京都中小企業技能人材育成大賞」を受賞するなど、
公的機関から多くの賞、認定を受けている優良企業です。
シナノ産業

今回は古澤工場長(後列左から3人目)と現在の5軸マシニングセンターを担当されている遠藤様(後列左から2人目)に5軸加工機の導入の経緯とOneCNCの運用状況についてお話を伺いました。

お使いの5軸加工機は米国HAAS社のUMC-750で、日本で導入された最初の一台と聞いています。5軸加工機を導入された当時のことをお聞かせください。

古澤工場長:
5軸加工機を導入したのは2013年のことで、先代の社長の決断でした。
当時はまだ2軸、2.5軸の仕事が中心でしたので、私達社員の技術力向上のために導入してくれたものだと思います。
それに時代の流れもあって、5軸加工に取り組んでいかないと取り残されてしまうという危機感もあっての判断だったと思います。
OneCNC 5軸 HAAS。


5軸加工機を導入された直後はどんな様子でしたか?

古澤工場長:
5軸加工機を入れたという話が広まり、すぐに色々な取引先から5軸加工の見積り依頼が入るようになりました。
当時はまだ同時5軸の仕事はそれほど多くはなかったのですが、割り出し5軸の仕事は数多くこなしましたね。

見積りに回答する段階からOneCNCのサポート窓口に何度も電話をかけて、加工方法のアドバイスを受けたことを覚えています。
当時は大変お世話になりました(笑)

5軸加工では3Dモデルを元にした加工がほとんどですが、
3Dモデル上に作業平面を作成し様々な方向からツールパスを作成するという考え方が必要ですよね。
それまでやってきた2次元の仕事ではこうした考え方は必要ありませんでしたので、最初はその点で戸惑いはありました。

それでも必要に駆られてというのもありますが、数をこなす内に慣れるのも早かったと思います。

今では5軸加工はすっかり当社の日常業務となっていますね。
実は先日も5軸加工機を検討している会社の方が工場見学に来られていましたが、
これから5軸加工を始めようという会社にとって良いお手本になれば嬉しいですね。




今5軸加工を担当されている遠藤さんは、OneCNCを独学で覚えたそうですね。

遠藤さん:
そうなんです、OneCNCを導入した当時は別の加工機を担当をしていたので、タイミングの問題で講習を受けることができませんでした。
ただ、元々Rhinocerosという3DCADを使っていた経験もあってOneCNCの操作を覚えるのは比較的簡単でした。
他のCAD/CAMと比べて、OneCNCは画面周りがとてもすっきりしていて操作が分かりやすいですからね。

これまでは3DモデリングはRhinoceros、2D加工は他社の2次元CAD/CAMといったように、複数のCAD/CAMソフトを使い分けていました。
OneCNCを使うようになってからは、2次元加工から3次元加工、3Dモデリング、さらに5軸加工まで、一つのソフトで全ての仕事をこなすことができるようになって非常に重宝しています。

今では3Dモデリングだけの設計の仕事も、OneCNCを使っていますよ。


ポストプロセッサの設定もご自身でされると伺いましたが・・・

遠藤さん:
そうですね、最初はメーカーの方にポストを作成してもらったのですが、
実際に運用する中で気づいた工夫ポイントなどを織り込みながら自分でもポストを修正して使っています。

例えば、5軸での位置決めのポイントをわかりやすい安全な位置に変更したり、工具交換の時のコードの出力方法も自分なりに工夫しました。
他には同時5軸加工での送り速度の指定方法を変更したりもしました。

具体的に言うと送り速度をインバースタイム送り(G93)で出力されるようにポストを変更したのですが、
これによって想像していた以上に加工面がきれいになりました。

OneCNCのポストプロセッサは自分でも編集できるように設定画面が用意されていますが、
どこを変えればNCプログラムの出力結果がどのように変わるのかが分かりやすいので助かっています。

同時5軸の仕事についても順調なようですね

遠藤さん:
はい、最近は展示会に出品するような難易度の高いワークにも積極的に挑戦していますが、
同時5軸の機能を駆使しないと加工できないようなもっと難しい仕事を受注できるようにしたいですね。




インタビューを終えて・・・

最後に柳澤社長にご挨拶をさせていただいた際に、社内の変化について次のように仰っておられたのが印象的でした。



「5軸加工に取り組み始めてから、これまでなら断ってきたような難しい仕事にも、積極的に挑戦している社員の姿 が目立つようになりました。これからも社員が前向きに挑戦していける空気を継続していきたいですね。」



今後の当社の挑戦に少しでもお役に立てるよう、私達もできる限りのお手伝いさせていただきたいと思います。シナノ産業株式会社の皆様、この度はご協力ありがとうございました。
OneCNC公式ホームページ  http://www.onecnc.co.jp/
OneCNC資料請求フォーム  http://www.onecnc.co.jp/inq/form.htm
ユーザー事例 - 18:00 -

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